たまには自分の好きなことでも書いて発散しないと~
ということでレゲエネタなんですけどね。
大体こういう時は長く書きたい病になるので
みなさん飛ばしてください。
この間昨年発売された
デニスブラウンのオブザーバー時代のベスト
「Best Of Dennis Brown The Niney Years」をやっと購入しました。
まあ聞こうと思えば棚から引っ張ってくれば大体は聞けるんですけど、
それはもう面倒な作業です。
こういう時ってベストって便利ですね。
まあ中古で購入ですが...
しかし今回は、かなりレアな音源も入ってます。
デニスの絶頂期はジョーギブス時代と言われてはいますが
ルーツロックで言ったらオブザーバー時代の方が好きですね。
んで今回のタイトルなんですが、
レゲエの2大巨頭といえばボブマーリーとデニスブラウンです。
インターナショナルに広めたということであれば
そりゃボブに決まっているのですが
どちらが好きかと言われたら私は後者になりますね。
それはボブがメジャーすぎるからとかいうアンチ的なことではなく、
ボブの歌うスタンスからあまり楽しいという気分にはなれないのです。
彼はサファラーの代弁者であり続けなければならないという
重い重責があります。
ですのでそれほど苦労もせず暮らしてきた私みたいなアホには
到底深いところまでは伝わることが難しいのです。
そしてなにより重たいのです。
今ではボブが確立させたであろうレベル(Rebel)ミュージックという言葉が氾濫し
一種のトレンドとまでなっています。
パンクもそうでしたが反抗の音楽というものは一種のトレンドとなります。
まあ誰でも不良にあこがれるというのがそれでしょうか。
必ずそこにはファッションも付いてきますが。
正直この国にいてレベル(権力に対する反抗)することは難しいです。
難しいというか、しなくても大体生きていくことはできます。
そしてそのレベルのレベル(上手い!)が
ボブと私たちとでは全く違うほど彼らの生活は貧困です。
単純な音楽として聞いたとしても
やはり彼の音楽は重くハッピーは気分にはなりません。
んで後者のデニスですが
なにより優しさを感じます。
ボブの1stはビバリーズからリリースされましたが、
キャリアスタートは2人ともスタジオワンと言ってしまって良いと思います。
しかし同じジャンルだとしても
彼らは対極の方向へ行ったのだと思っています。
デニスのその声からは悲しさや嬉しさの感情を読み取れます。
常に伸び伸びと歌いあげます。
デニスの歌を聞いているとボブの代弁者としての責任というか
重みを感じてしまうんですね。
私の中の2人の位置づけとしては
人を奮い立たせるボブと
人をハッピーにさせるデニスだと思っています。
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